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遼寧(りょうねい、(Liaoning))は、中華人民共和国がソビエト連邦(以下、ソ連)で設計された航空母艦「ヴァリャーグ」の未完成の艦体を入手し、航空母艦として完成させたものである。艦番号は16。最初はヴァリャーグの漢語訳の「」と紹介している。2012年9月25日、正式に就役し艦名は「遼寧」と発表された。 == 艦名 == 中華人民共和国への回航後も長らく命名はなされず、ロシア、ウクライナ時代と共通の「ヴァリャーグ」と呼ばれた。この時期の艦名の仮名表記は一定せず、「ワリャーク」(朝日新聞)、「ワリヤーグ」(世界の艦船)、「ワリャーグ」(時事通信社)、「ワリヤーク」、「ワリャク」(産経新聞)などがある。 中国への売却後、日本など外国メディアでは、本艦は台湾平定の功績で知られる清朝初期の将軍に由来する「施琅」と呼ばれることもあったが、新華社通信や軍事雑誌『艦船知識』は、ヴァリャーグの漢語訳の「」と紹介している。また2011年4月27日には、国務院台湾事務弁公室が「施琅」の名称を否定している〔〕。 2012年1月時点では、複数の中国メディアが伝えたところによると、消息筋の情報として「毛沢東」、「北京」、「薩鎮氷」などの候補が挙がっていた〔瓦良格号航母赴中国全过程_舰船知识(军事)_新浪网: 新浪軍事〕〔确凿消息:中国第一艘航母不叫施琅将向社会征名 西陆网 2011年6月27日〕。尖閣問題から軍部より「釣魚島」と命名するように求められてもいた〔『産経新聞』2012年9月24日15版〕。なお、空母としての艦名が決定していなかったため、中国メディアでは「」(空母プラットホーム)と仮称していた〔武田純一「どう再生された空母「ワリヤーグ」 中国誌が伝える改造の技術的内幕」 『世界の艦船』第750集(2011年11月号) 海人社〕。 2012年9月25日、遼寧省大連市にて引渡しセレモニーが行われ正式に就役し艦名は「遼寧」と発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遼寧 (空母)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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